昨日、現在ドルトムントに所属するハーランドが来季からマンチェスターシティでプレーすることがほぼ確定しているが、現在フランスとスペインではPSGのムバッペの移籍の話が絶えない。

キリアン・ムバッペの将来に関する問題は、もはやスポーツだけの範囲に留まらない。パリのエースであるムバッペは6月30日に契約が切れるが、レアル・マドリードは23歳のストライカーの獲得に向け、さらに圧力をかけている。

レアル・マドリードはPSGを支配するカタール首長タミーム・ビン・ハマド・アル・タニの経済力に対処しなければならず、さらにフランス大統領に再選されたエマニュエル・マクロンのムバッペ残留を推す圧力に対処しなければならなくなった。

カタール首長は、ムバッペにはPSGの選手として次のカタールワールドカップで活躍することを望んでおり、一方のマクロンは、2024年のパリ五輪の象徴として、また国家の象徴として歓迎し、多民族でオープン、モダンである新しいフランスとして、彼を確立させたいと考えている。

フランス紙『Le Parisien』では?


ここ数日間の『Le Parisien』紙によると、PSGがムバッペにフランスの首都に留まるよう説得するために、契約金1億ユーロ、年俸5000万ユーロの2シーズン契約を結ぼうとしている。

スペイン紙『El País』では?


スペイン『El País』紙は、マドリードのオファーがどのようなものになるかも報じている。レアルはムバッペに最大1億8000万ユーロを移籍金として支払い、さらに1シーズンあたり4000万ユーロの給料、ただしロイヤリティは選手側とクラブ側で50:50とするだろう。

またこのスペイン紙は、PSGは2シーズン契約で8000万ユーロの契約金、給与で1年目4000万ユーロ、2年目で5000万ユーロを投資するとのことだ。

3年契約の場合、契約金1億3000万ユーロ、1シーズン目4000万ユーロ、翌2シーズン目5000万ユーロ。

さらに長い契約の場合、2億ユーロの契約金、給与に関しては詳細は不明だが4シーズン目には6000万ユーロまで上がるだろうと推測されている。またいずれの場合も肖像権はすべて同選手に帰属する契約だ。

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