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昨季開幕から低空飛行を続けたものの、何とか1部残留を勝ち取ったバレンシア。2023年2月にガットゥーゾ氏から監督の座を引き継いだルーベン・バラハ監督は、23/24年の開幕に当たって独自のルールを導入した。

その一つが、ドレッシングルーム内での選手のスマホ使用禁止である。スペイン『MARCA』が伝えている。目的は、チーム内でのコミュニケーションを活性化させることだ。

同監督のアシスタントであるチェマ・サンス氏は、「人と人との関係は基本的なものであり、コミュニケーションを取らなければならない。このテクノロジー社会で互いの関係を強化するためだ」と理由を語っている。

そして、「ピッチでコミュニケーションをとり、チームメイトを知ること。結局のところ、これはみんなの試合であり、団体競技なのだ。たった1時間ほどであり、その後はたっぷり時間がある」と続けた。

この策が果たして吉と出るか凶と出るか。バレンシアの開幕戦の相手は難敵セビージャである。

(By ALLSTARS CLUB編集部)