セリエBではレッチェとクレモネーゼがダイレクトで昇格を決めた。一方でACモンツァは本日(5月30日)に行われたセリエBの昇格プレーオフ決勝戦の2ndleg、3-4でピサを下したことで、セリエAへ初昇格を見事果たした。これは新オーナーが着任した4年弱前から目指していたことだ。

さてこのモンツァのオーナーだが、実はイタリアの”お騒がせ男”、元首相兼実業家のシルビオ・ベルルスコーニだ。

オーナーのシルビオ・ベルルスコーニとCEOアドリアーノ・ガッリーニは、ミランでの30年にわたる冒険の末、2018年に290万ユーロでセリエCのモンツァを買収。サッカー界で再スタートすることを決意し、今回セリエA昇格を達成した。

ACミランに必要な資金に比べれば、かなり少ない投資ではあったが、それでもセリエA昇格を争えるだけのチーム編成を可能にするために、時間をかけて成長してきた。同氏が代表を務めるFininvestはモンツァをセリエAにするために合計7170万ユーロを費やしたことになる。

ベルルスコーニとガッリアーニがセリエAに帰ってきたのは1986年から2017年のACミラン時代以降だ。当時の2018年には中国人実業家のヨンホン・リーにクラブを売却してリーグを去ることとなった。

またベルルスコーニはジョークの意も交えてだが、「来シーズンからスクデットやCL出場も目指す」と述べており、今後モンツァがセリエAの台風の目となるのもそう遅くはないかもしれない。