イスコはスペインの黄金期で最も評価の高かった選手の一人であったが、2023年の1月からセビージャを離れ、無所属の状態が続いている。ただ、来シーズンからラ・リーガに復帰する可能性があると報道されている。

具体的には、元所属クラブの同じ都市のマドリードではあるが、ラージョ・バジェカーノのユニフォームを着ることになる、とスペインメディア『AS』は伝えている。同選手のフィジカルの状態は不明だが、ラージョは彼の加入に強く期待しているという。

2016年にジュレン・ロペテギ監督がスペイン代表の監督を務めていたときに出会ってから、イスコはロペテギの下でレアル・マドリー、セビージャでプレーをした。しかし2022年10月にロペテギは解任され、それとほぼ同時にイスコは退団となった。その後、イスコはドイツまで渡り、ユニオン・ベルリンと契約する予定であったが、交渉はギリギリで頓挫となった。

2018年のレアル・マドリー在籍時の市場価値は9000万ユーロ(Transfermarktによる)で、クラブを大きなタイトル獲得に導いていた時期であった。さらに、スペイン代表でも中心選手の存在。しかし、わずか5年後、31歳のイスコの市場価値はわずか500万ユーロと、ブレイクしてから過去最低の数値となっている。

イスコが来シーズンからラージョでプレーするかはまだ未定だが、過去に全世界を魅了したファンタジスタのイスコの姿が再び見れるか、期待したいところだ。

(By ALLSTARS CLUB編集部)