スタジアムの陳腐化が原因?セリエAのチケットの価格が上がらないわけとは

セリエAの試合観戦チケットは、ヨーロッパの主要リーグの中で最も安い。イギリスではパンデミック以前と比較して、チケットが約30%増加しており、ベルギーでは50%以上も伸びている。 ただ、イタリアでは、今日1試合のチケット料金は19-20に比べてわずか2.27%しか増加していない。最大の問題は、古くて陳...

スパルタク・モスクワ

ナイキ、UEFAのロシアへの制裁を理由にスパルタク・モスクワとの契約を解消

ロシアの首都モスクワの象徴的なクラブであるスパルタク・モスクワとナイキの関係は、2005年にまでさかのぼる。以来、17シーズンにわたり、ナイキが彼らのサプライヤーとなっている。しかし、この度ナイキはスパルタク・モスクワとの契約を解消することを発表した。 なお、現在スパルタク・モスクワは、チームキット...

アブラモビッチ

チェルシー売却取引完了寸前にトラブル?5月31日までに間に合うか

チェルシーFCの売却をめぐる件に終止符が打たれようとしていた。しかしトッド・ベーリー氏率いる投資グループとの間で42億5000万ポンド(約6782億円)の取引が発表されたものの、英国政府は現在、この取引が「危機に瀕している」と述べている。 その理由は、タイムズ紙によると、ウクライナに寄付として送られ...

バルセロナ

バルセロナ、リテール子会社の49%を約270億円で売却へ

FCバルセロナは、子会社の『バルサ・ライセンシング&マーチャンダイジング(BLM)』の49%を、Fanatics社とInvestindustrial社が結成したコンソーシアムに、2億ユーロ(約268億円)で売却する方向で最終調整しているという。 取締役会の考えは、小売部門の一部売却に関して6月30日...

ミズノ

ミズノ、2021年に利益が倍増、売上高は14.8%増加に

日本のスポーツ用品メーカー「ミズノ」の2021年の売上高は、前年比14.8%増の1727億円。利益も2020年の37億円から、2021年末には77億円に倍増させた。 また、売上は全市場で改善した。通年では、日本国内でのビジネスが主なものとなっており、売上高の66%を占めている。この結果、アジア地域の...

ラ・リーガ

ラ・リーガ、コロナウイルスによる影響と50億ユーロのビジネス回復へ

国内の大企業や大富豪が各チームのスポンサーになることが少ないスペインサッカー界では、経済面を安定させるために大部分を選手の放出に依存することになった。 自クラブのユースチームで育成したり、若手有望選手を他のチームより先に発掘して高額で売るというシステムが2013年以降のラ・リーガ各クラブの成長の原動...

アトレティコ・マドリード

アトレティコがワンダ・メトロポリターノを活用するための企業を設立

アトレティコマドリーは、「スポーツ、レクリエーション、レジャー、社会文化的娯楽に特化した施設の開発および管理」を目的として、資本金6万ユーロでパルケ・メトロポリターノ社を設立。 ワンダ・メトロポリターノに拠点を置き、4月13日から営業を開始した(会社登記簿より)。新会社は、アトレティコが単独で管理す...

ビジャレアル

ビジャレアル、100周年記念にスタジアム大改修を計画

ビジャレアルCF、21世紀の大プロジェクトを発表。同クラブは、約3500万ユーロを投じて本拠地の「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」を改装し、来シーズン後半に画期的な新機能を導入する予定だ。 2023年は、クラブにとって100周年を迎える特別な年になる。そんな節目となる年に同クラブは来週の頭からスタジ...

TikTok、ユーロ女子2022のグローバルスポンサーに

UEFAは、中国のプラットフォームであるTikTokと、女子EURO2022のスポンサーとなることで合意に達した。このソーシャルネットワークは、男子欧州選手権のスポンサーに続き、再び欧州のトップサッカー団体とコラボレーションすることになった。 TikTokは、男子ユーロのときと同様に、UEFAがTi...

スペイン各クラブは20-21年に記録的なスポンサー収入を獲得

ラ・リーガの各クラブは、コロナウィルスの危機にも直面していたのにもかかわらず、スポンサーシップの売上高は過去最高を記録した。6月30日に終了した2020-2021シーズン、ラ・リーガを構成する42クラブのスポンサー収入は5億8300万ユーロで、前シーズンと比べて2.7%増加している。 2020-20...

EAスポーツ

EAとFIFAの決別は2年前のイブラヒモビッチの発言が影響か?

サッカーゲーム市場は、数十年にわたり同じタイトルが独占してきたが、2023年以降に向けて今年はターニングポイントになりそうだ。今回のFIFAとの契約不更新というEAスポーツの決断は、推定1億5000万ドルに上るFIFAとの最大のスポンサー契約のみならず、1億5000万人の登録アカウントと10億ユーロ...

アタランタ

セリエAのアタランタへ米国企業が3600万ドルを投資

Sporticoによると、2022年2月にアメリカ企業の手に渡ったセリエAのアタランタは、少数株主として「Arctos Sports Partners」を加えた。証券取引所に上場している同投資会社はその株式に対して3600万ドルを支払ったという。 同社は、クラブの大株主であるパリューカ氏のプロジェク...

ビッグ6

チェルシー初のデジタルアセットパートナー、契約額は30億円相当

アトレティコ・マドリードの新しいメインスポンサーでもある香港の暗号通貨取引プラットフォームWhaleFinは、新たにチェルシーFCのユニフォームの袖スポンサーになる。イングランドのスカイニュースではこの契約額は2300万ユーロ(約30億8400万円)とされているが、チェルシーは契約期間や金額を公表し...

歴史ある一戦、イタリアダービー、インテルは3冠のリーチに

1909年11月14日に初めて行われたユベントスvsインテル。この勝負は67-68シーズンに初めてジャーナリスト、ジャンニ・ブレラ氏が「デルビー・ディ・イタリア」と命名した。 同氏はイタリア代表のサッカーを象徴するカテナチオという言葉も生み出したことで有名だ。 そんなイタリアダービーだが命名されてか...

チェフェリン氏「バランスのとれた形式だ」、UCL新フォーマットはいかに

UEFAは、2024-2025年からのチャンピオンズリーグ新フォーマットにおいて、ビッグクラブではなく、各リーグの意見を尊重するようだ。新しい大会フォーマットは、経済的なルールの大幅な変更を伴うもので、日本時間の水曜日に承認された。新しいグループ戦は8ラウンド制となり、参加クラブ数の増加(32クラブ...

レアル・マドリード

レアル・マドリード、各施設にバーチャルでアクセスできるサービスを発表

21-22年のラ・リーガ王者レアル・マドリードは、新しいサービスを立ち上げるために、スペインのアストシュ・テクノロジー社(韓国の技術パートナー)と合意に達した。 この「Real Madrid Virtual World」では、サンティアゴ・ベルナベウと練習施設をバーチャルで完全に再現しており、トロフ...

セリエA、AIの自動化ツール導入でハイライトをよりリアルタイムに

セリエAは、2022年初頭からWSCスポーツを活用し、動画コンテンツの再生回数とエンゲージメントを高めることに成功している。この間にセリエAのコンテンツは、様々なプラットフォームで過去最高の視聴数を記録した。 そしてこの度、人工知能(AI)を活用したスポーツ映像技術で世界をリードするWSCスポーツと...

ユーロ2024ドイツ大会、”3クラスター開催”で選手の負担を軽減

UEFA執行委員会が本日ウィーンで会議を行い、2024年6月14日から7月14日までドイツの10都市で開催されるユーロ2024の試合日程が承認された。 開幕戦はミュンヘンのアリアンツ・アリーナで、決勝戦はベルリンのオピンピア・シュタディオンで行われる。 今回初めて、持続可能性が大会規定に盛り込まれ、...

eaスポーツ

サッカーゲーム「FIFA」とEA SPORTSの契約が終了

1993年にエレクトロニック・アーツ社が発売を開始したビデオゲーム『FIFA』は、2022年秋頃に発売予定のFIFA23が最後になる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ここ数カ月の交渉がうまくいかなかった模様。ゲームは『EA SPORTS FC』と改名され、FIFAというネーミングはなくなるという。...

パリサンジェルマン

レアルマドリードのムバッペ獲得にはフランス、カタール国家も反対か?

昨日、現在ドルトムントに所属するハーランドが来季からマンチェスターシティでプレーすることがほぼ確定しているが、現在フランスとスペインではPSGのムバッペの移籍の話が絶えない。 キリアン・ムバッペの将来に関する問題は、もはやスポーツだけの範囲に留まらない。パリのエースであるムバッペは6月30日に契約が...

エスパニョール

ラ・リーガのエスパニョールがビットコイン決済を導入へ

ラ・リーガのエスパニョールは、暗号通貨分野の企業である『Crypto Snack』との契約により、チケットやグッズ購入などにおいてビットコインによる支払いが可能となる。このような契約はリーガ・エスパニョーラ初だ。また、契約の一環として2025年までトレーニング用キットと試合用パンツの背面にロゴがつけ...

ラ・リーガ

ゴールドマン・サックス、ラリーガ-CVCへの支援として約1170億円を注入へ

経済専門通信社のBloombergによると、ゴールドマン・サックスは、CVCのラ・リーガ入札を支援するため、8億9000万ドル相当の債券を発行するという。 この取引は、ウクライナ戦争の影響で債券市場が非常に不透明な時期に行われたが、今回の注入によりCVCはスペインリーグの各クラブに19億9400万ユ...

マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスターユナイテッド、選手の給料を大幅減額か

マンチェスター・ユナイテッドは今節ブライトンに4-0で敗れ、4位アーセナルとの勝ち点が大きく開いてしまったため来季のUEFAチャンピオンズリーグに出場しないことが決定した。これによりユナイテッドは選手との契約において金銭的な影響を受けることになる。 イギリス紙Daily Mailによると、ユナイテッ...

ブンデスリーガ

ブンデスリーガとメキシコリーグが提携。メキシコの若手選手育成へ

ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は、メキシコサッカー連盟とスポーツおよび経営に関する知識の共有を目的とした覚書を締結した。今回の提携は、技術やイノベーションの導入を中心としたユースサッカー育成における協力に焦点を当てたものだ。 DFLのCEOであるドナータ・ホップフェン氏は、「特定の市場におけるパ...

赤字の要因は「移籍市場」とBIG3、リーグ1の深刻な経済事情

リーグ1の20クラブの内2020-2021年を黒字で締めくくったのは3クラブのみ。この事実は、フランスサッカーが持続可能でないという、より深刻な側面を明確に物語っている。なぜなら、昨シーズン、そのクラブが失った6億8500万ユーロ(約943億)は、コロナウィルスによる短期的なものではないからだ。 5...

ドルトムント

ドルトムント、今シーズン第3四半期で低迷するも黒字を維持

ボルシア・ドルトムントは第3四半期に赤字になったが、21-22シーズンは黒字を維持できている。ドイツのクラブは、直近の1月から3月までの決算が、前年同期比41%増の2660万ユーロの赤字であったと発表した。しかし、累計では1090万ユーロの黒字でシーズン終盤を迎えている。 要因としては昨夏にサンチョ...

MLS

MLS、ファントークンを扱うSocios.comと契約

米国のメジャーリーグサッカー(MLS)は、ファントークンを取り扱うプラットフォーム『Socios.com』と複数年契約を締結したことを発表した。実行は翌シーズンからとなる。 この契約により、ファンはゲームやコンペティション、その他アプリの機能を通じて、アンケートや賞品にアクセスできるようになる。一番...

アディダス、2022年第一四半期の利益が11.5%減。アジア市場の低迷が影響か

アディダスの2022年第一四半期の売上高は53億200万ユーロで、前年同期の52億6800万ユーロから0.6%増となった。しかし売上高は維持しているものの、利益は5億5400万ユーロから4億9000万ユーロに11.5%急落した。 このマイナス成長の原因は、アジア市場、特に中国にある。現にアディダスの...

アブラモビッチ

チェルシー、プレミア追放のリスクも?買収の期限迫る

チェルシーが来季のプレミアリーグから除外される危険性がある。元オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がプーチン大統領に近いという理由で英国政府から制裁を受けているため、新しいオーナーを探している。 アブラモビッチ氏は、16億ポンド(約2582億)の負債を帳消しにするという約束を反故にしようとしていると言...

PSG

PSG、20-21年の損失額が2億ユーロ以上に

フランスリーグ1の王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、20-21年の損失額が2億2430万ユーロになったと発表した。ちなみに、コロナウイルス蔓延の影響でシーズンが途中で打ち切りになった19-20年は1億2420万ユーロだった。 20-21年のPSGの損失額2億2430万ユーロは、フランスリーグ1全...