インベストコープ、ミランの買収が最終局面に

エリオットファンドから、バーレーンのファンドであるインベストコープにミランを譲渡する財務体制が具体的になってきた。「Il Sole 24 Ore」紙によると、この買収は数日中に完了する可能性があり、評価額は当初噂されていた10億ユーロから約12億ユーロ(約1642億円)まで上がるという。 インベスコ...

ASローマ

ASローマのオーナーが1000万ユーロを追加注入。合計3億5900万ユーロに

ASローマのオーナーであるアメリカ人実業家ダン・フリードキン氏は、カンファレンスリーグ初優勝や来季のヨーロッパリーグへの切符をかけたリーグ戦などチームの短期的な将来にとっての戦いが始まる前に、4月にさらに1000万ユーロをクラブに注入した。 大きな損失を出し続けるチームの資金需要をカバーする。ASロ...

ベッカム氏、自身が所有する米国サッカークラブのスポーツ施設開発に着手

マイアミ市の委員会は、元イングランド代表デビッド・ベッカム氏とそのパートナーが、自身のインテル・マイアミCFチームのためにスポーツ施設を開発するためのリースを承認することを投票により決定した。 マイアミ国際空港近くのメリース・ゴルフコースを再開発し、25,000人収容のスタジアム、750室のホテル、...

セリエA

セリエA、サッカーリーグで初めてメタバース内で試合放送

セリエAは、メタバースで試合を放送する最初のサッカーリーグとなった。先週行われたミラン対フィオレンティーナ戦では、MENA(中東・北アフリカ)限定で、メタバース「The Nemesis」内の「Lega Serie A Lounge」で観戦することが可能だった。 セリエAは、技術革新によって画期的な放...

アトレティコ・マドリード

アトレティコ、メインスポンサーとして暗号資産を扱う「WhaleFin」と契約

アトレティコ・マドリードは、暗号通貨取引プラットフォーム「WhaleFin」と史上最大のスポンサー契約を結んだ。22-23年から26-27年の5シーズン契約で、年間4200万ユーロだという。この契約により、同社のロゴはユニフォームの前面につけられる。また、同社は声明で、この資金を欧州と北米を中心とし...

レアル・マドリード、リーグ制覇で約6400万ドルの”賞金”を獲得

先日、レアル・マドリードが2年ぶり35回目のリーグ制覇を達成した。リーグ優勝回数は依然としてリーグトップであり、2位バルセロナの26回、3位アトレティコ・マドリードの11回を大きく上回っている。 今シーズンのレアル・マドリードは、シーズンを通して比較的安定していた。滑り出しが絶好調だったレアル・ソシ...

リーベルプレート

ディズニーによる世界中の「Fox Sports」の売却が加速

スペインの放映会社「Mediapro」は、現在ウォルト・ディズニー・カンパニーが所有するアルゼンチンのFox Sports有料テレビチャンネルを買収することになった。 アルゼンチン当局はこの動きを承認し、バルセロナに本社を置くMediaproは、Fox Sportsの3つのチャンネルを管理することに...

ワンダメトロポリターノ

スペインサッカー界、2部リーグが1部リーグの観客収容率を上回る

ラ・リーガのスタジアムの観客動員数は、またしても一歩後退した。ラ・リーガのデータによると、4月に行われた4節分の平均観客動員数は、最大収容人数の68%となる1,073,109人となった。 スペイン1部で、パンデミック前の18-19年シーズンを下回るのは、今年に入ってから2ヶ月目。18-19年4月のラ...

サンティアゴ・ベルナベウ

レアル・マドリード、新スタジアムの電光掲示板スポンサーとしてダクトロニクス社と契約

レアル・マドリードは、「新ベルナベウ」における電光掲示板のスポンサーおよびサプライヤーとして、屋外広告やスタジアム用の大型LEDディスプレイを製造販売しているアメリカの電気機器メーカー「ダクトロニクス社」と契約を交わした。 また、同社は電光掲示板の他に、1階席とピッチの間にある帯状のLEDスクリーン...

チェルシー

英国化学企業「Ineos」のオーナーがチェルシーへ約7000億円の資金を提供か

ロシアによるウクライナ侵攻後、ロマン・アブラモビッチ氏がチェルシーのオーナーから手を引くことになったが、この度英国人大物がクラブを買収する可能性が出てきたのだ。 英国化学企業「Ineos」のオーナーであるジム・ラトクリフ氏は、これまでクラブが検討していたアメリカの3社の入札に対抗して、42億5000...

チャンピオンズリーグ

欧州サッカー統括団体、UEFAが推進する「新CL」のフォーマットを否定

30以上の大会とクラブ協会を代表するヨーロッパ大陸のプロサッカーリーグ統括団体「ヨーロピアンリーグ」は、チャンピオンズリーグの出場枠を各国リーグでの最終順位ではなく、ビッグクラブを2つ含めるというUEFAの考えに反対を表明した。 24-25年に現在より4チーム多い36チームでスタートするチャンピオン...

マンチェスターシティ

シティ・フットボール・グループ、イタリアに上陸か

マンチェスター・シティをはじめ、複数のクラブを所有する持ち株会社シティ・フットボール・グループは、イタリアを視野に入れている。 Gazzetta dello Sportは、過去にはセリエAでプレイしていたが現在はセリエCのパレルモに対してデューデリジェンス(企業価値の査定や法律に関わる資産について調...

ラ・リーガ

ラ・リーガ、コロナウイルスによる損失は今後5年間の分割計上に

リーガ・エスパニョーラは、さらなる赤字の発生を避けるため、2年間にわたり支出を厳しく制限してきたが、22-23年シーズンに経済統制のルールを緩和した。最も重要な対策は、コロナウイルスの影響による損失を今後5年間でカウントできることで、これによって次のシーズンに定められるサラリーキャップにペナルティを...

ラ・リーガ

ラ・リーガ、CVCによる資金でスペインサッカー界のユースシステム改善へ

ラ・リーガは、ユースアカデミーの最適化と改善のための計画を発表した。主な目的は、スペインサッカー界のすべてのユースアカデミーを、より高い競争レベルに引き上げることだ。 この計画は、ラ・リーガの1部と2部のクラブがCVCとの契約で分配金を受け取るという「LaLiga Impulso(ラ・リーガ・インプ...

プーマ

プーマ:第一四半期は20%増、中国での制限によりアジアで低迷

プーマは第1四半期で売上を伸ばしている。ドイツのファッション・スポーツ用品メーカーであるプーマは、当会計年度第1四半期の売上高を19.7%増の19.12億ユーロ(約2,639億円)とした。 同社は、コロナウイルスの規制と地政学的リスクに関連する中国市場の現状により17%減収となったアジア太平洋地域を...

アディダス

サッカー界における21世紀以降のアディダスの成長

スポーツウェアブランドであるアディダスは、今や世界的に有名な多国籍企業。各競技の選手たちに洗練された製品を提供している。 1949年の創業以来、研究とサステナビリティに細心の注意を払いながら、常に製品のデザインを改善し、アスリートの製品への取り組み方を日々追求しているブランドだ。 当初は、野球、水泳...

カンプノウ

エスパイバルサのために23-24シーズンは別の試合会場に

バルセロナは、スタジアムがエスパイバルサ・プロジェクトの改修工事に入る間、2023/24シーズンからカンプ・ノウを離れることを公式声明で発表した。 カタルーニャのクラブは、工事中、バルセロナのモンジュイック山にあるオリンピック・スタジアムであるルイス・カンパニーズで試合を行う。このスタジアムは199...

イタリア代表

カタールW杯、イタリア代表の予選敗退がもたらす経済損失

FIFAワールドカップは、周知の通り世界で最も注目されているスポーツイベントの一つだ。その中でイタリア代表は通算4度の優勝を誇る代表チームの一つ。 しかし、イタリア代表、通称アッズーリは2大会連続でワールドカップ出場を逃すことになった。アッズーリは北マケドニアに予想外の1-0の敗戦を喫し、2022年...

FIFA

コロンビア代表、2022カタールW杯南米予選敗退の経済的損失

世界で最も厳しい予選の一つで、コロンビア代表はなんとしても試合に勝たなければならなかったが、ジェームズ・ロドリゲスのゴールのおかげでその目標を達成。しかし、ペルーがリマでパラグアイに負けることが絶対条件だった。 リカルド・ガレカ監督率いるペルー代表は、前半にジャンルカ・ラパドゥーラとヨシマール・ヨト...

ファントークン

伸び悩むビッグクラブのトークン。ブームが過ぎる

サッカー界の大スター、リオネル・メッシが8月にFCバルセロナからパリ・サンジェルマンに移籍するという噂が流れるとすぐに、ミゲル・シュヴァイツァー氏は価格が高騰すると直感し、パリのクラブのトークン、$PSGを購入するのである。しかし、彼はそれを長くホールドすることはなかった。 その数日後、彼は高騰が短...

チェルシー

チェルシー、次のメインスポンサー契約は、年間4340万ポンドの価値に

スポンサーシップの価値を評価するプラットフォーム「Turnstile」によると、チェルシーの次のユニフォームスポンサー契約は、年間4340万ポンドもの価値がある可能性があるという。 事の発端は退任したオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏とロシア大統領ウラジミール・プーチン氏との密接な関係をめぐって、英...

EAスポーツ

EAの大ヒットゲーム「FIFA」が2023年に終了の可能性も?

最も有名なビデオゲームの1つである「FIFA」は、世界200カ国でプレイされている。また、最新版(FIFA22)では、1日平均8,900万試合が遊ばれているという。これは8,780万年分のゲームプレイに相当。しかし、毎年何百万本も売れているにもかかわらず、この有名なビデオゲームが消滅してしまう可能性...

ネイマール

PSGが2011年以降に費やした選手獲得金は約2000億円に

チャンピオンズリーグは、2011年にパリ・サンジェルマンの会長に就任して以来、ナセル・アル・ケライフィが目を光らせてきたコンペティションである。就任以降、PSGが決勝に進出したのは、2シーズン前にバイエルン・ミュンヘンに敗れた1回だけである。 会長在任中に総額14億560万ユーロ以上、1シーズン平均...

CLで導入される「Final Four」制度。準決勝も一発勝負に。

今まで数々の逆転劇を生み出してきたチャンピオンズリーグのホーム&アウェイ方式。準決勝からは我々になじみ深いこのシステムが変更される見通しだ。新しいフォーマットでは準決勝を1試合、数日後に勝ち抜いた2クラブが決勝を戦うというよりスムーズな大会となる。この新方式を「Final Four」という。 The...

プレミアリーグ

プレミアリーグ、スタジアム観戦のエンタメ性を伸ばす上で飲酒は必要か

イングランドのサッカーファンは、1985年以来初めて、再びスタジアムのスタンドでアルコールを飲むことができるようになった。英国政府は、警察の承認を待って、まずイングランドの下部リーグの試合でビール販売を試そうとしている。 イングランドのスタジアムでは、37年前に制定された法律により、ビールやアルコー...

女子サッカー

FIFA、2023年女子W杯のアジアでの放映権販売を開始

FIFAは、本日4月28日に2023年女子ワールドカップのアジア地域での放映権販売に関する入札を開始する。入札の対象地域は以下の通り。 アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、東ティモール、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モルディブ、モンゴ...

イタリア女子サッカー

イタリア女子サッカー界がリーグのプロ化を発表

イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長は、女子セリエAを来季からプロ化することを発表した。これは、過去数年にわたり、大会の主催者である連盟が、クラブ間で最大1800万ユーロを配分して行ってきた段階的なプロセスの成果である。 プロ化するという事実自体は2020年に決定していたが...

女子サッカー 放映

Sky Sportsでの英国女子サッカーリーグの視聴者数が想定を上回る

英国有料テレビ局『Sky Sports』のサッカー担当ディレクターであるゲイリー・ヒューズ氏によると、イングランド女子サッカーリーグであるFA女子スーパーリーグ(WSL)の国内放送パートナーとしての初シーズンの視聴率は「予想以上」だったという。 昨年、WSLを管轄するサッカー協会(FA)は、Skyお...

レアル・ソシエダ

レアル・ソシエダが2022年の予算を約12%削減へ

先日21-22年の中間決算(2021年12月31日締め)を発表したレアル・ソシエダが予算を変更したという。新たな予算によると、純売上高の予想が1億3610万ユーロから1億210万ユーロと11.7%減少しているという。 このような収入の減少は、昨年11月18日にアペリベイ会長が正式に発表したものによる...

エスパイ・バルサ

バルセロナ、ゴールドマン・サックスの”つなぎ融資”を拡大

FCバルセロナは、エスパイ・バルサの工事を開始するために2019年に締結したつなぎ融資を延長することでゴールドマン・サックスと合意した。スペイン紙によると、バルセロナと投資ファンドは、融資額を契約時の2倍の1億8000万ユーロに増やし、返済期限を2023年まで延期することで合意したとのこと。 この契...