マンチェスターU

マンチェスターユナイテッド、上半期2000万ユーロの赤字

マンチェスターUは、パンデミック後、オールド・トラッフォードに観客が戻ったことなどにより収益は改善されたものの、支出を抑えることができず、2021-2022年の上半期が1690万ポンド(約25億8900万円)の赤字になると発表した。 費用に関して同クラブは、2020年上半期の費用を27%上回る3億3...

チェルシー

アブラモビッチ、チェルシーを売却しウクライナに寄付

アブラモビッチはロシアのウクライナ侵攻を受け、当初は経営から身を引くだけと発表していたが、最終的には社会的圧力も少なからず、クラブを売るまでに至った。「クラブ、ファン、従業員、そしてクラブのスポンサーやパートナーにとって最適の選択だ 」と声明を発表した。 しかし、アブラモヴィッチは、「売却を早めるこ...

アーセナルFC

アーセナル、1億2800万ユーロの損失、16%減の収入

アーセナルFCは、会計上、パンデミックの影響に非常に悩まされている。コロナウィルスによるエミレーツ・スタジアムの閉鎖で大きな打撃を受けた同クラブは、2020年から2021年にかけて損失額が倍増した。具体的には、前年度は4780万ポンド(約73億2800万円)の赤字に対し、今年は1億730万ポンド(約...

レアル・マドリード

レアルマドリードとバルセロナのブランド価値推移

リーグ戦などの成績とクラブ組織の安定性は、スペインサッカー界に大きな影響を与えた。Interbrand社が発表した最新のレポート「Best Global Brands 2021」によると、2021年スペインで最も価値のあるブランドランキングにおいて、レアル・マドリードとFCバルセロナが再びスポーツ分...

ドルトムント

ドルトムントの売上高が66%増加。利益は約48億円に

ボルシア・ドルトムントは、経営面が複雑な状態であると発表した。今シーズンの上半期末の業績は、2020-2021年度の同時期と比較して顕著な改善がみられており、2630万ユーロ(約33億6500万円)の赤字から3750万ユーロ(約48億円)の黒字に転換に成功した。 主な要因は観客の動員が可能になったこ...

ASローマ

ASローマ、21-22年の上半期に52%増の1億1400万ユーロの赤字に

セリエAのASローマは、2021-2022年の上半期を1億1370万ユーロ(約145億4800万円)の赤字で終えた。これは前年同期比52%増となっている。カルチョ・エ・フィナンツァ紙によると、収入に関してはパンデミックにより2019-2020年の試合の収入をまともに回収できなかったこともあり、17%...

バレンシアCF

バレンシアがソシエダと同じスポンサーを選択

バレンシアCFは中古車販売プラットフォームを手掛けるカズー社と来シーズンに向けてスポンサー契約を結ぶ。しかし契約期間や金額的な条件はまだ開示されていない。一方で現在、バレンシアのファン・トークンを発行しているChilliz社との契約は今年の7月1日に終了するとのこと。カズー社は他にもエバートンやアス...

DAZN

DAZN、スペインでも30%の値上げ。ラリーガ用のプランも用意か

DAZNは、放映権の獲得を受けて強気に値上げを実施しようとしている。同社は本日、スペイン内でも月額料金を9.99ユーロ(約1300円)から12.99ユーロ(約1670円)に30%値上げすることを会員に通知した。この値上げは、日本のサッカーファンは既にご存知の通り、日本を含めその他の国でも実施されてい...

ガスプロム

UEFAがロシア企業とのスポンサーシップ契約を解除

UEFAは、ロシアとウクライナの戦争勃発後、主要スポーツ団体として初めてロシア企業とのスポンサー契約を打ち切った。この契約は本来2024年までのものだった。 「この決定は直ちに有効となり、チャンピオンズリーグやユーロ2024などのUEFA代表チームの大会を含む、既存のすべての契約が対象となる」とUE...

リバプール

リバプール、20-21年決算で収入減も赤字は90%削減に成功

先日チェルシーとのカラバオ杯決勝で勝利し、プレミアリーグ史上最多となる9度目の優勝を果たしたリバプールは、20-21年シーズンを570万ユーロ(約7億3600万円)の赤字で締めたが、前年度の5470万ユーロ(約70億6300万円)から90%削減という復活劇を見せた。 ただ、赤字額が減っているものの収...

FIFA

ロシア・ウクライナ問題、コロナウイルスに対するUEFA・FIFAの動き

先日、ロシアのウクライナ侵略により、UEFAは、チャンピオンズリーグの決勝戦をロシア・サンクトペテルブルグからフランスのパリに移すことを発表した。サンクトペテルブルグのガスプロムアリーナ(ゼニトの本拠地)は、2018年ワールドカップの準決勝1試合が開催されたスタジアムだ。 一方FIFAは、ロシアに対...

ユベントス

ユベントス、シーズン半ばで赤字が4.7%に増大

ユベントスは、前シーズンはセリエAやチャンピオンズリーグでの試合数が多くしっかりとした収入を得られていたが、今シーズンはテレビとラジオの収入が減少し、赤字が膨らんでいる。 そんな同クラブは、2021-2022年シーズンの会計年度上半期を、13.6%減の売上高で終えた。また、当期の損失は1億1,900...

ロマン・アブラモビッチ

アブラモビッチ氏がチェルシーの運営権を譲渡

2003年からプレミアリーグのクラブを所有しているロシア人実業家ロマン・アブラモビッチ氏は、運営をクラブざいだに引き継ぐと発表した。なお、会長職は引き続きブルース・バック氏の手に委ねられる予定。 アブラモビッチ氏の声明によると、クラブの運営は、「クラブや選手、コーチングスタッフ、ファンの利益を守るた...

ナイキ

ナイキはメタバースへまた一歩前進

ナイキは、ステッカーなどのアイテム、デジタルコンテンツのレンタル、アプリなどのソフトウェアの提供を商標登録することで、バーチャルグッズやサービスの提供を拡大することを目指している。The Fashion Lawによると、同社は、デジタル環境に限定した、より多くの商品・サービスについて商標登録を申請し...

ラ・リーガ

ラ・リーガがボードゲーム業界へ進出

ラ・リーガがノルウェー企業Superclub社と提携し、ボードゲームのライセンスを取得した。この手の契約は世界初で、同社は今年10月に同大会の公式ライセンスを取得したサッカー・マネージャー・ボードゲームを発売する予定だ。 今回発売されるゲーム「Superclub」は、名前の通りサッカーのマネジメント...

プーマ

プーマ:2021年、歴代最高売上を記録

プーマは、最終四半期に勢いを取り戻し、2021年を良いペースで締めくくることができた。売上高は前年度比31.7%増の68億5000万ユーロ(約8832億500万円)となり、過去最高を記録。さらに、2020年の7900万ユーロ(約101億8600万円)から3億7600万ユーロ(約484億7900万円)...

UEFA

ロシア・ウクライナ戦争におけるスポーツの利害関係者

スポーツは多くのビジネスの中枢的な役割を担う一方で、一部の国の行為に対応する際には、メディアの要素として影響力を放つこともある。そして、まさに昨日、ロシアがウクライナに侵攻して武力衝突が始まった際にこのことが起きた。 チャンピオンズリーグの決勝戦がサンクトペテルブルクから変更されること、シャルケ04...

リーグ1

リーグ1、約1940億円の取引で財政難解消へ

リーグ1が投資家に門戸を開く。フランスリーグは、サッカー界の財政難から立ち直ろうとしており、プライベートエクイティファンドのCVCキャピタルパートナーズ、ヘルマン&フリードマン、シルバーレイク、オークツリーキャピタルが、15億ユーロ(約1939億円)を注入し、クラブに新しい資金を流す取引の入札準備を...

シャルケ

シャルケ04、ユニフォームからロシアのスポンサーを削除

ウクライナとロシアの戦争は、シャルケとガスプロムとの代々続く契約を危うくしている。クラブは、ロシアのガス会社がユニフォームの前面から削除されると発表している。ただしこの決定が、スポンサー契約の破棄を意味するのか、それともガスプロム社による出資の減額を意味するのかは不明。 ブンデスリーガ2部のシャルケ...

EURO女子2022

LinkedInがイングランド女子EURO2022のスポンサーに

UEFAは、次回の女子EURO2022に向けてスポンサーシップを増やしている。そんな中、2022年7月6日から31日にかけてイングランドで開催されるこの大規模な国際大会に、ソーシャルネットワークのLinkedInがナショナルスポンサーとして加わった。尚、本契約の財務上の詳細については開示されていない...

サウジアラビア サッカー

クラブW杯出場クラブがサウジの政府系ファンドとパートナー契約を締結

サウジアラビアの政府系ファンド「Qiddiya」は、同国首都のリヤドに本拠地を置く2クラブ、アル・ヒラルとアル・ナスルの戦略的パートナーになることを発表した。アル・ヒラルは、アジア王者として2021年クラブW杯にも出場した強豪だ。 アル・ヒラルとアル・ナスルの両クラブは、同ファンドと戦略的パートナー...

ヴァスコ・ダ・ガマ

米国ファンド、ブラジル2部のバスコ・ダ・ガマを買収

22年シーズンをブラジル2部リーグ(セリエB)で戦うバスコ・ダ・ガマ(ヴァスコ・ダ・ガマ)は、米国ファンドの「777 partners」に買収されることになった。同クラブは近年、深刻な財政難やクラブ編成に問題を抱えていた。 同ファンドは、1億2000万ユーロ(約154億6500万円)の負債を返済する...

スポルティング・ヒホン

ラ・リーガ2部スポルティング・ヒホン、CVCからの資金を元手に練習施設を拡張

スポルティング・ヒホンはCVCの「ラ・リーガ・インプルソ」によって受け取った2780万ユーロ(約35億7900万円)で同クラブが利用しているトレーニング施設「マレオ」を買戻し、加えて隣接土地を拡大し更なる増設をするようだ。 この投資では主にユースアカデミーと同クラブが所有する不動産に注力する予定との...

CL

チャンピオンズリーグ決勝の舞台がロシアからイギリスに変更予定

現在のところチャンピオンズリーグ決勝は、ロシアとウクライナの紛争地域から離れたサンクトペテルブルクにあるクレストフスキースタジアムで開催される予定だ。このスタジアムは、大会のメインスポンサーであるガス会社・ロシア最大手のガスプロム社が命名権を持っている。 ガスプロム社は2012年にUEFAのスポンサ...

マンチェスターシティ

マンチェスターシティの選手契約時におけるメソドロジー

2022年の冬の移籍市場で、アルゼンチンリーグのトップ選手フリアン・アルバレス(リーベル・プレート)が、プレミアリーグの強豪マンチェスターシティへ移籍することが決定した。 フリアン・アルバレスは、2022年の前半戦は、マンチェスターシティに所属しながら「レンタル移籍」という形でリーベルプレートでプレ...

女子サッカーの移籍市場、2021年に200万ユーロの壁を突破

女子サッカーは2021年の移籍市場で移籍金200万ドル(約2億2900万円)を超えた。具体的には、選手への移籍金は210万ドル(約2億4100万円)で、コロナウィルスの影響を大きく受けた2020年に比べて73%増となった。 しかし、この数字は、FIFAが毎年発表している「Global Transfe...

プレミアリーグ

ヨーロッパ初「スーパーリーグ」。プレミアリーグの30年間

プレミアリーグは、1980年代の英国におけるサッカーの衰退を受け、結成されたもの。その背景には少し前に物議を醸した「スーパーリーグ」のようなストーリーがある。 先週末は世界最大の国内サッカーリーグのプレミアが誕生して30周年を迎えた。プレミアリーグの誕生により、サッカーのプロ化が英国で確立され、長年...

レスター

レスター、20-21年の損失を約49億円まで縮小

プレミアリーグのレスターは、2021会計年度の損失を3120万ポンド(約48億6000万円)まで縮小することに成功した。 シーズン途中にコロナウイルスが流行し始めた19-20年シーズンは6000万ポンド(約93億4700万円)の赤字であったことを考えると、48%改善している。 赤字が縮小した要因は収...

プレミアリーグ

プレミアリーグがNFT事業に参入

サッカーのブロックチェーンゲームを手掛けるSorare社、メジャーリーグを絡めたNFT事業を展開しているCandy Digital社、「クリプトキティーズ」を手掛けるDapper Labs社、ブロックチェーン企業のConsenSys社の4社は、いずれもNFT業界の先頭を走っている。プレミアリーグは、...

アタランタ

アタランタ、55%の株式をアメリカの投資グループに売却

イタリア・セリエAのアタランタが、NBAのボストン・セルティックの共同オーナーで、ベインキャピタルファンドの共同会長を務めるスティーブン・パグルーカ氏が率いる米国の投資家グループに、クラブの株55%を売却したことが明らかになった。クラブは金銭的な条件を明らかにしていないが、イタリアメディアの報道によ...